2024年02月04日
本文:マルコの福音書14章3-9節 ヨハネの福音書13章2節では、悪魔は既にイスカリオテ・ユダの心に、主イエスを売ろうとする思いを入れていました。マルコの福音書14章やヨハネの福音書12章は、ユダがどこから道を踏み外したかを明らかにしています。マルコは、主...
2024年01月21日
本文:ガラテヤ人への手紙5章〜6章 クリスチャンは罪を犯す自由を得た人ではなく、神の恵みに対する感謝ゆえに罪を犯さない自由を得た人です。しかし、クリスチャンの内面では、内におられる神の御霊と罪深い人間性が対立しているのです。 「御霊によって歩む...
2024年01月14日
本文:ガラテヤ人への手紙4章21節〜31節 パウロは、アブラハムの2人の子イシュマエルとイサクを比喩的に解釈し、ガラテヤの信徒たちがアブラハムの家系の間違った系図につながる危険を指摘しました。イシュマエルの母親ハガルは奴隷であり、イサクの母親サラは自...
2024年01月07日
本文:ガラテヤ人への手紙4章8節〜20節 神が出エジプトでイスラエルの民を遠回りさせたのは、民がエジプトを懐かしがり戻ってしまってはいけないとお思いになったからです。神の懸念は、天の御国に向かって歩んでいる人たちにも当てはまります。奴隷の暮らしから...
2023年12月31日
本文:ガラテヤ人への手紙3章23節~4章7節 イエス・キリストが来られたことによって、奴隷の時代が終わり、子の時代が開かれたことをパウロは宣言します。奴隷と子どもは全く別です。律法の時代は奴隷の時代です。それに対して、恵みの時代は子の時代です。なぜ律...
2023年12月25日
本文:ルカによる福音書2章8節〜14節 福音(Gospel)は、ラテン語のエヴァンジェリウム(evangelium)に由来する言葉です。都市国家間で戦争が起こると、人々は切実に勝利の知らせを待ちました。戦争の勝敗は運命を分ける重要な事柄です。エヴァンジェリウムは、戦...
2023年12月17日
本文:ガラテヤ人への手紙3章3節~22節 パウロがアブラハムの事例を用いて信仰により神に義とされることの正しさを説明しています。神様はアブラハムを義と認めてくださいました。(創世記12章)神はアブラハムと約束し、「あなたの子孫を、空の星、海辺の砂のよ...
2023年12月03日
ガラテヤ人への手紙2章1節〜6節 使徒の働き21章20〜21節を読むと、ユダヤ人にもイエス様を信じる人たちが何万人もいたことが分かります。彼らは福音を受け入れ、律法に対して熱心でした。彼らは、パウロが割礼を無用な律法としていることを問題視し、パウロに請願...
2023年11月12日
創世記4章1節〜7節 カインとアベルはアダムから生まれました。子供は親の様々な側面を受け継ぎます。アダムの罪はカインにも現れ、良い部分はアベルにも見られます。要するに、アダムには良い面も悪い面もありました。私たちにもカインの良くない部分もありま...
2023年10月09日
ローマ人への手紙 5章6~8節 "実にキリストは、私たちがまだ弱かったころ、定められた時に、不敬虔な者たちのために死んでくださいました。 正しい人のためであっても、死ぬ人はほとんどいません。善良な人のためなら、進んで死ぬ人がいるかもしれません。 しか...
2023年09月10日
マタイの福音書21章33-46節 このたとえは(しゅ)イエス・キリストご自身の置かれた状況を説明しています。42節には、神様がどのような心で御子イエスをこの地に送ってくださったかがわかります。ぶどう園の主人は、息子であれば人々が敬ってくれるだろうと思った...
2023年09月03日
列王記第一 17章1節〜16節 預言者エリヤの時代、日照りが激しく、雨も降らず、露も降りず、あらゆる農作物が枯れてしまいました。パレスチナの地域では雨が重要です。乾期には雨が降らなくて、ヘルモン山から降りる露だけが降りるので農業ができます。イスラエル...
2023年08月27日
ルカの福音書16章19〜31節 人間はいつか永遠の家に帰ります。つまり、死ぬということです。我々の肉体はなぜ衰え、老い、塵に戻るのか。それは天にある、あの父なる神の家に戻るためです。 ヘブル人への手紙8章5節は、地上の世界と天の世界との関係を説明してい...
2023年08月06日
詩篇51篇16-17節 人々は常に自身が持つ何かを誇って生きていますが、それをもって主(しゅ)なる神の慈悲を買うことはできません。王の地位で捧げる生け贄には重要な意味があると考えがちですが、神にとってはそうではありません。主が求めているのは、ただ、砕か...