礼拝説教

2024年06月30日

悔い改めて神に立ち返りなさい

使徒の働き/使徒言行録 3章16-26節 (説教抜粋) ペテロは、イエスの名を信じる信仰がこの足の不自由だった人に奇跡をもたらしたと説き、その信仰の力を皆が目撃したのだと群衆に教えました。キリストは、眠った者の初穂として死者の中からよみがえられた(Ⅰコリ...

2024年06月23日

初代教会の誕生

本文:使徒の働き/使徒言行録 2章42〜47節 (説教要約) ペンテコステの日、ペテロの説教を受け入れた人々は、悔い改め、復活を信じ、バプテスマを受けました。使徒たちと使徒に従う信徒たちが集まって教会は始まりました。 ここに教会の基本的役割が記され...

2024年06月16日

神の定めた計画と予知

本文:使徒の働き/使徒言行録 2章23-38節 ペテロの説教は、初期のキリスト教会において非常に重要な出来事でした。この説教を通じて約3千人もの人々が悔い改め、信仰を持ち、バプテスマを受けました。また、この説教には聖霊の大きな力が現れました。そのため、...

2024年06月09日

この神殿を壊してみなさい

本文:マタイの福音書26章59〜61節 イエス・キリストが捕えられて大祭司カヤパのところに連れて行かれたとき、祭司長たちと最高法院によって訴えられた罪状は、神殿と神を冒涜したということでした。ヨハネの福音書2章にはイエス・キリストにユダヤ人が対立する場...

2024年06月02日

金銀は私にはない。しかし、私にあるものをあげよう。

聖書本文:使徒の働き/使徒言行録 3章1-10節 主(しゅ)イエスの弟子たちにとっての宮は、師をローマの権力に売り渡して十字架刑で殺害した敵の集まっているところでした。本当なら近づきたくもなければ考えたくもない場所であったことでしょう。そのような場所...

2024年05月05日

人間の奴隷となってはいけません

本文:コリント人への手紙第一 7章17〜24節 パウロは、割礼を受けることも受けないことも、どちらも取るに足りないことだと言いました。普段、私たちの焦点は、あることをすべきかどうかという点に置かれます。2つの集団の間で物事に対する意見が食い違うことによ...

2024年03月24日

苦難さえも喜んでいます

本文:ローマ人への手紙5章3節~4節 私たちは苦難を通して忍耐を学びます。忍耐を経て、神様は再び私たちを信仰の舞台に立たせてくださいます。鉄で道具を作るとき、鉄を熱して叩くことを繰り返しながら強靭で純度の高く美しい鉄器が出来上がります。信仰も同様に...

2024年03月17日

神を信じ、わたしを信じなさい

本文:ヨハネの福音書14章1節〜7節 「あなたがたは心を騒がせてはなりません。神を信じ、また私を信じなさい」。弟子たちの心が騒いでいる、弟子たちに心配と悩みがあるということです。心配するのも無理はありません。弟子たちが主(しゅ)イエスの言葉を理解で...

2024年02月18日

わたしの望むことではなく、あなたがお望みになることが行われますように

本文:マルコの福音書 14章35-36節 ゲツセマネはオリーブ山という小高い丘にありました。主(しゅ)イエスはここで十字架をお引き受けになる前の最後の祈りを神様に捧げました。その凄絶な祈りの格闘を福音書の記者たちは記録しています。 主イエスの働きにお...

2024年02月04日

『何のために、香油をこんなに無駄にしたのか』

本文:マルコの福音書14章3-9節 ヨハネの福音書13章2節では、悪魔は既にイスカリオテ・ユダの心に、主イエスを売ろうとする思いを入れていました。マルコの福音書14章やヨハネの福音書12章は、ユダがどこから道を踏み外したかを明らかにしています。マルコは、主...

2024年01月21日

罪を犯さない自由を得る

本文:ガラテヤ人への手紙5章〜6章 クリスチャンは罪を犯す自由を得た人ではなく、神の恵みに対する感謝ゆえに罪を犯さない自由を得た人です。しかし、クリスチャンの内面では、内におられる神の御霊と罪深い人間性が対立しているのです。 「御霊によって歩む...

2024年01月14日

肉によって生まれた者が、御霊によって生まれた者を迫害したように

本文:ガラテヤ人への手紙4章21節〜31節 パウロは、アブラハムの2人の子イシュマエルとイサクを比喩的に解釈し、ガラテヤの信徒たちがアブラハムの家系の間違った系図につながる危険を指摘しました。イシュマエルの母親ハガルは奴隷であり、イサクの母親サラは自...

2024年01月07日

あなたがたの幸いは、今どこにあるのですか

本文:ガラテヤ人への手紙4章8節〜20節 神が出エジプトでイスラエルの民を遠回りさせたのは、民がエジプトを懐かしがり戻ってしまってはいけないとお思いになったからです。神の懸念は、天の御国に向かって歩んでいる人たちにも当てはまります。奴隷の暮らしから...

2023年12月31日

あなたはもはや奴隷ではなく、子です。

本文:ガラテヤ人への手紙3章23節~4章7節 イエス・キリストが来られたことによって、奴隷の時代が終わり、子の時代が開かれたことをパウロは宣言します。奴隷と子どもは全く別です。律法の時代は奴隷の時代です。それに対して、恵みの時代は子の時代です。なぜ律...

2023年12月25日

イエス・キリスト、世の光

本文:ルカによる福音書2章8節〜14節 福音(Gospel)は、ラテン語のエヴァンジェリウム(evangelium)に由来する言葉です。都市国家間で戦争が起こると、人々は切実に勝利の知らせを待ちました。戦争の勝敗は運命を分ける重要な事柄です。エヴァンジェリウムは、戦...

2023年12月17日

信仰によって生きる人々こそアブラハムの子である

本文:ガラテヤ人への手紙3章3節~22節 パウロがアブラハムの事例を用いて信仰により神に義とされることの正しさを説明しています。神様はアブラハムを義と認めてくださいました。(創世記12章)神はアブラハムと約束し、「あなたの子孫を、空の星、海辺の砂のよ...

2023年12月10日

恵みによる救い

ガラテヤ人への手紙2章11節~3章2節 人間が罪を犯し、人間が神との関係を拒否したので、神との関係が壊れてしまいました(イザヤ書50章1節)。そんな時、私たちが神のもとに立ち返っていくにはどうすれば良いでしょうか?それは、私たち罪人を受け入れてくださる...

2023年12月03日

イエス・キリストによる完全な救い

ガラテヤ人への手紙2章1節〜6節 使徒の働き21章20〜21節を読むと、ユダヤ人にもイエス様を信じる人たちが何万人もいたことが分かります。彼らは福音を受け入れ、律法に対して熱心でした。彼らは、パウロが割礼を無用な律法としていることを問題視し、パウロに請願...

2023年11月19日

神様の予定

ガラテヤ人への手紙 1章15節 "しかし、母の胎にあるときから私を選び出し、恵みをもって召してくださった神が、" エペソ人への手紙 1章4節 "すなわち神は、世界の基が据えられる前から、この方にあって私たちを選び、御前に聖なる、傷のない者にしようとされ...

2023年11月12日

カインとアベル その2

創世記4章1節〜7節 カインとアベルはアダムから生まれました。子供は親の様々な側面を受け継ぎます。アダムの罪はカインにも現れ、良い部分はアベルにも見られます。要するに、アダムには良い面も悪い面もありました。私たちにもカインの良くない部分もありま...