礼拝説教

2023年12月17日

信仰によって生きる人々こそアブラハムの子である

本文:ガラテヤ人への手紙3章3節~22節 パウロがアブラハムの事例を用いて信仰により神に義とされることの正しさを説明しています。神様はアブラハムを義と認めてくださいました。(創世記12章)神はアブラハムと約束し、「あなたの子孫を、空の星、海辺の砂のよ...

2023年12月10日

恵みによる救い

ガラテヤ人への手紙2章11節~3章2節 人間が罪を犯し、人間が神との関係を拒否したので、神との関係が壊れてしまいました(イザヤ書50章1節)。そんな時、私たちが神のもとに立ち返っていくにはどうすれば良いでしょうか?それは、私たち罪人を受け入れてくださる...

2023年12月03日

イエス・キリストによる完全な救い

ガラテヤ人への手紙2章1節〜6節 使徒の働き21章20〜21節を読むと、ユダヤ人にもイエス様を信じる人たちが何万人もいたことが分かります。彼らは福音を受け入れ、律法に対して熱心でした。彼らは、パウロが割礼を無用な律法としていることを問題視し、パウロに請願...

2023年11月19日

神様の予定

ガラテヤ人への手紙 1章15節 "しかし、母の胎にあるときから私を選び出し、恵みをもって召してくださった神が、" エペソ人への手紙 1章4節 "すなわち神は、世界の基が据えられる前から、この方にあって私たちを選び、御前に聖なる、傷のない者にしようとされ...

2023年11月12日

カインとアベル その2

創世記4章1節〜7節 カインとアベルはアダムから生まれました。子供は親の様々な側面を受け継ぎます。アダムの罪はカインにも現れ、良い部分はアベルにも見られます。要するに、アダムには良い面も悪い面もありました。私たちにもカインの良くない部分もありま...

2023年11月05日

カインとアベル

創世記 4章1節〜7節 創世記4章にあるカインとアベルの話は、神様と人間との関係、そして人間同士の関係を教えています。創世記3章は、神様とアダムの関係、つまり神様と人間との関係を教えています。 パリサイ派と呼ばれるユダヤ人の律法学者がイエス様のとこ...

2023年10月09日

不敬虔な者たちのために

ローマ人への手紙 5章6~8節 "実にキリストは、私たちがまだ弱かったころ、定められた時に、不敬虔な者たちのために死んでくださいました。 正しい人のためであっても、死ぬ人はほとんどいません。善良な人のためなら、進んで死ぬ人がいるかもしれません。 しか...

2023年09月25日

エサウとヤコブ

ローマ人への手紙9章11節〜13節 "その子どもたちがまだ生まれもせず、善も悪も行わないうちに、選びによる神のご計画が、行いによるのではなく、召してくださる方によって進められるために、「兄が弟に仕える」と彼女に告げられました。「わたしはヤコブを愛し、エ...

2023年09月17日

毒麦のたとえ

マタイの福音書13章24節〜30節、36節〜43節 神様が存在するなら、なぜこの世界から暴力と争いが無くならないのか。この疑問に対して、マタイ13章の『毒麦のたとえ』は、悪は神様に敵対する者の仕業だと教えています。 その敵はどこから来たのでしょうか。神様...

2023年09月10日

ぶどう園と農夫のたとえ

マタイの福音書21章33-46節 このたとえは(しゅ)イエス・キリストご自身の置かれた状況を説明しています。42節には、神様がどのような心で御子イエスをこの地に送ってくださったかがわかります。ぶどう園の主人は、息子であれば人々が敬ってくれるだろうと思った...

2023年09月03日

かめの粉は尽きず、壺の油はなくならなかった

列王記第一 17章1節〜16節 預言者エリヤの時代、日照りが激しく、雨も降らず、露も降りず、あらゆる農作物が枯れてしまいました。パレスチナの地域では雨が重要です。乾期には雨が降らなくて、ヘルモン山から降りる露だけが降りるので農業ができます。イスラエル...

2023年08月27日

金持ちとラザロのたとえ

ルカの福音書16章19〜31節 人間はいつか永遠の家に帰ります。つまり、死ぬということです。我々の肉体はなぜ衰え、老い、塵に戻るのか。それは天にある、あの父なる神の家に戻るためです。 ヘブル人への手紙8章5節は、地上の世界と天の世界との関係を説明してい...

2023年08月13日

土の器と宝

創世記2章7節を見ると、「神である主(しゅ)は、その大地のちりで人を形造り、その鼻にいのちの息を吹き込まれた。それで人は生きるものとなった。」(新改訳2017)とあります。ちりとは泥や粘土ではなく、ホコリのような役に立たないものです。神様は、そのような...

2023年08月06日

神は、ささげ物を望まれません

詩篇51篇16-17節 人々は常に自身が持つ何かを誇って生きていますが、それをもって主(しゅ)なる神の慈悲を買うことはできません。王の地位で捧げる生け贄には重要な意味があると考えがちですが、神にとってはそうではありません。主が求めているのは、ただ、砕か...

2023年07月30日

「選ばれた者たちと、ほかの者たち」

ローマ人への手紙11章1-12節 「ローマ人への手紙」の主要なテーマは「救い」です。以下の二つの質問に焦点が置かれます。第一に、誰が救われ、誰が救われなかったか。行いではなく信仰によって救われます。第二に、神様がイスラエルと結んだ契約はどうなるのか。11...

2023年07月23日

不正の富で友をつくりなさい

ルカの福音書16章1~13節 主イエスのたとえ話です。金持ちの資産を浪費していた管理人は、不正を告発されると、急いで金持ちの債務者を次々と家に呼んで金持ちの許可なく債務を減額しました。金持ちはこの管理人の行動をほめました。 この不正な管理人の賢さは、...

2023年07月09日

「人に量ってあげる秤で量り与えられ、更に増し加えられる」

マルコの福音書4章1-32 神様は生きておられ、信じる者の人生に、報いと恵みをもって介入してくださいます。神様は唯一の創造主であり全能ですから、人の思いと事情を全てご存じです。神様は、神の言葉である聖書と聖霊を通して、信じる者に語りかけてくださいます。...

2023年07月02日

不正な裁判官

ルカの福音書18章1-8節 イエス・キリストは、「いつでも祈るべきで、失望してはいけない」とおっしゃいました(1節)。問題があるなら祈りなさいということです。別の場面で、イエス様は「あなたがたはわたしの友です」と言われました(ヨハネ15:14)。一方、ある人...

2023年06月25日

「生ける石、神のものとされた民」

ペテロの手紙第一 2章1~10節 民を導く者として最も重要な資質は主(しゅ)イエスに似るということです。イエス・キリストだけを見上げ、拠り頼み、御言葉に従う、そのような信仰こそ純粋と言えるでしょう。親として子を育てるときも、我が子の内面に育むべきなのは...

2023年06月18日

あなたがたの手足を義の道具として神に献げなさい

ローマ人への手紙6章12-14節 救われた人の弱点は肉の体です。救われた人は、御子イエス・キリストの血の代価によって救われ、立場は神の養子へと変えられました。『あなたがたは真理を知り、真理はあなたがたを自由にします』(ヨハネの福音書8章32節)とあります。...