2022年08月07日
使徒の働き 7章 46-53節
(抜粋)
ステパノはユダヤ人を中心とした初代教会の一員でした。
初代教会の聖徒たちはいつも神殿に行って祈り、会堂で御言葉を伝えていました。
彼らは迫害に耐えてエルサレムに留まり、イスラエルの民に福音を宣べ伝える使命を大切にしていました。
しかし、やがて彼らはエルサレムを出て異邦の地へ宣教を拡大する契機を迎えます。
その契機は執事たちによってもたらされました。
一つはステパノの殉教、そしてもう一つはピリポによる異邦伝道です。
イエス様の大宣教命令による異邦宣教の務めは、執事たちをきっかけとして開始されたのです。
サタンの最大の過ちの一つはステパノを殺害したことだと言われます。
ステパノの死をきっかけとして教会に対する激しい迫害が起こり、
信徒たちがサマリヤなど諸地方に散らされた結果、異邦人宣教の時代が始まりました。