2022年01月23日
第一コリント人への手紙2章14-16節
(抜粋)
日本人の文化は「恥の文化」であると言った人類学者がいました。日本人には、自分が所属していると考える集団の目に自分が特異に映ることを恥と感じる傾向があります。そして、日本人には恥をかくことを嫌う傾向があります。こうなると、人の目に自分がどう映り、どう評価されているかが行動の基準です。罪とは絶対者に対する背きであって、人前で恥をかくことではありません。私たちは神様だけを見上げて真っ直ぐに生きるべきです。
キリスト教は罪人のための宗教です。義人のための宗教ではありません。己の罪の深さを悟るとき、その人はイエスキリストの十字架を仰ぎ見るようになり、イエス様のみそばに近づくようになります。その人が救いを見つけると賛美があり、喜びがあり、感謝があります。なぜキリスト教に賛美があるのか。キリスト教は救いの宗教だからです。
感謝と賛美は御霊の力です。十字架を見上げるなら、私たちに御霊の力が現れます。主の十字架の御前で罪を告白するとき、御霊が私たちに臨みます。私たちは、御霊の力によってのみ立とうとする者たちなのです!