2020.11.01 耳のある者は聞きなさい

聖書本文:マタイ13章1~13節

説教(講話):
神様の御国は私たちの心の中にあります。しかし、そこだけにあるのではありません。神様の御心にも御国はあります。イエス・キリストは、神の御心が天で行われる通り、地でも行われるようにと祈りました。イエスは、「天におられる父(=神)の御心を行う人こそ私の兄弟、姉妹、母なのです」と言われた通り、神の御心を生きるように私たちを召し出されました。クリスチャンは、血縁の家族よりも深い関係を互いに築きます。互いに養い、分かち合い、教え、学びます。クリスチャンはこの地に遣わされた神の御国の大使です。群衆はイエスのたとえ話を聞いて、数多くある良い話や格言の一つとしてだけ見たので、イエスの福音の真理を知ることができませんでした。イエスは、神様の御言葉を貧しい心で受け入れる人々を「私の兄弟、姉妹、母」と呼びました。

唯一の神である創造主が私たちに託してくださった御言葉があります。その御言葉は、この創造の初めからあったものです。御言葉は変わりませんが、私たち人間が神から離れて堕落しました。従って、堕落から救い出された者たちは、神が初めから願った神の御国を求めて生きるのです。

神の御国を求めて生きる私たちですが、人の力によっては求めません。神の御国は、政治的な闘争や体制によって得るのではありません。神は、ご自身と心を一つにする者たちとの同労を求めておられます。(歴代誌第二16:9)そして今、ペンテコステの奇跡(使徒の働き2章)以降、神の御霊が私たち全ての民に注がれるようになりました。御霊によって私たちは祈ることを許され、御霊が私たちの中で働いてくださる時代が来たのです。

私たちは今、御霊を頂いて神と心を一つにし、神と同労する者となりました。私たちは御言葉と祈りを通して御霊の働きを第一に求めましょう。私たちの宣教は神との同労であり、イエスをかしらとするキリストの身体、キリストの共同体としての同労です。私たちがキリストの身体として繋がるようになったのは御霊の力によるものです。私たちがまことに生きるようになったのはイエスの血の力です。私たちは神の愛と神の恵みによって生かされています。

イエスの御言葉は真の命の種です。それは私たちに真理と命を与え、私たちを完全に新しくします。この種が良い地に落ちれば、30倍、60倍、100倍の実りを結びます。それは世界を新しく創造する力を秘めています。それは私たちだけでなく、世の全ての人たちを新しく生まれ変わらせる力を持っているのです。