2020.09.06 そのときおまえたちは、わたしが主であることを知る

エゼキエル書37章1~10節
主の御手が私の上にあった。私は主の霊によって連れ出され、平地の真ん中に置かれた。そこには骨が満ちていた。
主は私にその周囲をくまなく行き巡らせた。見よ、その平地には非常に多くの骨があった。しかも見よ、それらはすっかり干からびていた。
主は私に言われた。「人の子よ、これらの骨は生き返ることができるだろうか。」私は答えた。「神、主よ、あなたがよくご存知です。」
主は私に言われた。「これらの骨に預言せよ。『干からびた骨よ、主のことばを聞け。神である主はこれらの骨にこう言う。見よ。わたしがおまえたちに息を吹き入れるので、おまえたちは生き返る。わたしはおまえたちに筋をつけ、肉を生じさせ、皮膚でおおい、おまえたちのうちに息を与え、おまえたちは生き返る。そのときおまえたちは、わたしが主であることを知る。』」
私は命じられたように預言した。私が預言していると、なんと、ガラガラと音がして、骨と骨とが互いにつながった。私が見ていると、なんと、その上に筋がつき、肉が生じ、皮膚がその上をすっかりおおった。しかし、その中に息はなかった。
そのとき、主は言われた。「息に預言せよ。人の子よ、預言してその息に言え。神である主はこう言われる。息よ、四方から吹いて来い。この殺された者たちに吹きつけて、彼らを生き返らせよ。』」
私が命じられたとおりに預言すると、息が彼らの中に入った。そして彼らは生き返り、自分の足で立った。非常に大きな集団であった。
聖書 新改訳2017 ©2017 新日本聖書刊行会

預言者エゼキエルは、南朝ユダがバビロニア帝国に征服され、民が帝国に強制移住(バビロン捕囚)させられた時代に行きました。イスラエルの民は国を失い、神殿を破壊され、故郷への希望も潰えたのでした。

しかし、唯一の創造主である神は、回復を約束してくださいました。エゼキエルは、回復してくださる神の約束をイスラエルの民に預言し、悔い改めと神への回帰を訴えました。

民は、彼らの神が唯一の神であり、彼らが神の民であるという自己認識(アイデンティティ)を取り戻しました。そして、国と神殿を失った理由が自らの偶像崇拝、唯一の神に背いた罪にあることを悟り、心から悔い改めたのです。

神は命の源です。神を離れては、私たち人間は身体が生きていたとしても、私たちの魂が干からびて死にます。未来に希望がないからです。骸骨のデザインを好む人たちがいます。自分の内面がその状態である、自分の世界観と人生観がそのようであると主張するかのようです。

命の欠片も感じられない干からびた骨に命を回復させる神の力は、イスラエルの民だけに及ぶ力ではありません。神は、今日のキリスト教会とクリスチャンを立ち上がらせます。教会は、神の義に乾いた人々を助け出し、癒す立場にあります。教会が希望を失うことは世界の危機です。世界が希望を失うときこそ、教会は唯一の神だけを信じ、創造主の御言葉を預言し続けなければなりません。