2020.08.02 神の道をもっと正確に説明した

使徒の働き18章24節~19章7節
さて、アレキサンドリヤの生まれで、雄弁なアポロというユダヤ人がエペソに来た。彼は聖書に通じていた。
この人は、主の道の教えを受け、霊に燃えて、イエスのことを正確に語り、また教えていたが、ただヨハネのバプテスマしか知らなかった。
彼は会堂で大胆に話し始めた。それを聞いていたブリスキラとアクラは、彼を招き入れて、神の道をもっと正確に説明した。
そして、アポロがアカヤへ渡りたいと思っていたので、兄弟たちは彼を励まし、そこの弟子たちに、彼を歓迎してくれるようにと手紙を書いた。彼はそこに着くと、すでに恵みによって信者になっていた人たちを大いに助けた。
彼は聖書によって、イエスがキリストであることを証明して、力強く、公然とユダヤ人たちを論破したからである。
アポロがコリントにいた間に、パウロは奥地を通ってエペソに来た。そして幾人かの弟子に出会って、
「信じたとき、聖霊を受けましたか」と尋ねると、彼らは「いいえ、聖霊の与えられることは、聞きもしませんでした」と答えた。
「では、どんなバプテスマを受けたのですか」と言うと、「ヨハネのバプテスマです」と答えた。
そこで、パウロは、「ヨハネは、自分のあとに来られるイエスを信じるように人々に告げて、悔い改めのバプテスマを授けたのです」と言った。
これを聞いたその人々は、主イエスの御名によってバプテスマを受けた。
パウロが彼らの上に手を置いたとき、聖霊が彼らに臨まれ、彼らは異言を語ったり、預言をしたりした。
その人々は、みなで十二人ほどであった。
聖書 新改訳©2003 新日本聖書刊行会


アポロという人物がいました。アポロは当時の学問都市アレキサンドリヤ生まれのユダヤ人で、知識・教養があり、聖書に精通した人でした。また彼はイエス様がキリストであると信じる信仰を持っており、熱心にイエス様のことを人々に教える、立派な人でした。

しかし彼は「ヨハネのバプテスマだけしか」知らない人でした。アポロのことを聞いたプリスキラとアクラは、彼に神の道をもっと正確に説明しました。つまり「主イエスの御名によるバプテスマ」について教えたのです。

2つのバプテスマが出てきます。1つは「ヨハネのバプテスマ」、そしてもう1つは「主イエスの名によるバプテスマ」です。「ヨハネのバプテスマ」は水のバプテスマ、悔い改めを求めるものです。そして「主イエスの名によるバプテスマ」は聖霊のバプテスマ、私たちがイエス様の十字架と復活を知ることです。

「ヨハネの後に来られる方」イエス様の十字架と復活を深く知り、イエス様に倣って生きようとすることで、私たちの信仰が深められていくのです。プリスキラとアクラがアポロに、また使徒パウロがエペソの弟子たちに教えたように、私たちの信仰が「ヨハネのバプテスマ」の悔い改めで終わる、不完全なものであってはいけません。

私たちはこの使徒たち、弟子たちのように、イエス様の十字架と復活を心に体験し、奥深い愛と福音の世界を知る者となるべきです。そして多くの人を教え育てる教会、また私たちとなりましょう。